「BBS絵画コンクール」は、BBSが次世代を担う子どもたちの創造力、表現力を育む機会の創出を目的とし、全国の小・中学生を対象として2020年より開催している絵画コンクールです。
「BBS絵画コンクール」は、BBSが次世代を担う子どもたちの創造力、表現力を育む機会の創出を目的とし、全国の小・中学生を対象として2020年より開催している絵画コンクールです。
2024年12月7日、第7回BBS絵画コンクールの入賞者をお招きし、受賞セレモニーを行いました。第7回のテーマは「あなたのすきな風景」。全国の子どもたちから、豊かな表現力で描かれたさまざまな「風景」をご応募いただきました。
表彰式では、当社代表取締役社長の小宮 一浩より受賞者一人ひとりに記念品が贈られました。
そして、受賞者を代表して、BBS大賞、晴太郎賞を受賞された木村 侑柊さん、荻原 純永さんにご挨拶していただきました。
また、本絵画コンクールにて特別審査員として参加いただいた株式会社セイタロウデザイン代表アートディレクター・アーティストの山崎晴太郎さまに、特別講演として、「表現することを、仕事にすること」をテーマに、山崎さまの活動とともに作り続けるためのヒントについてお話しいただきました。国内外で数々の賞を受賞され、世界でご活躍されているアーティストである山崎さまのお話に、皆さん熱心に聞き入っていました。
セレモニー後は、BBSのオフィスツアーを行い、オフィス散策を楽しんでいただきました。クリスマスを模したこの日限りの特別フォトスポットも華やかにセレモニーを彩り、皆さんの笑顔がキラキラと輝く受賞セレモニーとなりました。
「僕は、ねぶたの顔が力強くなるように工夫して絵を描きました。
BBS大賞をとることができて、とても嬉しいです。ありがとうございました。」
「わたしは大きな生きものがすきです。
とくにクジラは大すき。わたしはまだ見たことがないのですが、ジャンプをしたら、きっと水しぶきがすごいと思います。
地球がゆれちゃうんじゃないかっていうくらいの大きくてうつくしいジャンプ。
そんなジャンプを描きました。
わたしはいつか、じぶんの目で見てみたいです。」
僕が伝えたいのは、「なぜ、作り続けるのか」ということです。大人になると、会社が忙しい、社会的な価値が気になる、などいろいろな理由で作れなくなってしまうこともありますが、その中で、作り続けるためのヒントをお伝えします。
作り続けられること、それは「好きなこと」。好きなことを突き詰めると、それがどんどん自分の表現になっていきます。「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、これはすべての表現者の原点だと思います。
そして、この「好き」とは言い換えると「遊び」です。時間を忘れて延々とできる「遊び」の中に、自分の本当に好きなものが眠っている。そしてその中に、自分にしかできない表現があるということを忘れないでほしい。だから、「作ること」を「遊び」として楽しんでほしいです。そうすれば、自分にしかできないものが作れるようになると思います。
自分だけしか好きじゃないかも、みんなと一緒じゃないとダメかもと怖がらないで、「自分だけ」の表現に向き合ってほしい。「自分だけ」が表現の一番の力になる――自分の心に素直に、「楽しい」という気持ちを大切に、これからも頑張ってください。
本日はおめでとうございます。また、どこかでお会いできることを楽しみにしています。
第7回BBS絵画コンクール 受賞作品の詳細はこちらよりご覧いただけます。
https://www.bbs.co.jp/contest/library/007/
次回の第8回BBS絵画コンクールは2025年3月より募集を開始する予定です。たくさんのご応募をお待ちしております!
2024年開催概要はこちら(次回は2025年春を予定)