人的資本経営 基礎講座

人的資本経営とは

人的資本経営とは、人財を企業の“資本”ととらえ、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上へとつなげていく経営手法です。

人的資本 Human Capital

個人が持つスキル、能力、知識、健康といった総合的な生産能力のこと

人的資本経営 Human Capital Management

個人の生産能力を引き上げ、企業の生産性や収益力を高める経営手法

人的資本経営の重要性

近年、企業価値に占める無形資産の割合が高くなっています。
その無形資産を生み出し、高めているのは「人財」です。つまり人的資本を蓄積し、無形資産を作る力を上げることができれば、中長期的な成長を実現できると考えられています。

S&P500の市場価値に占める有形資産と無形資産の割合
S&P500の市場価値に占める有形資産と無形資産の割合
Point 1

投資市場

中長期的な成長を客観的に裏付け、投資を呼び込みやすくなる。

Point 2

労働市場

採用人財の質・量が向上し、社員がより長く働きたい職場となる。

Point 3

経済市場

競争優位性の確保につながり、お客様から選ばれやすい企業となる。

人的資本経営のよくある誤解

  1. 上場企業だけが取り組むものだ

    中長期的な成長は、上場・非上場にかかわらず重要です。投資を得ることは、あくまで成長のための手段の一つであり、目的ではありません。
  2. 人事部がやること、人事部に任せることだ

    人的資本経営は、企業の中長期的な経営を左右しうるものです。
    したがって、経営層が強いリーダーシップを取り、計画を立てて取組みを進めて行くことが求められます。
  3. 自社の取組みのアピールが目的だ

    人的資本経営の目的は、企業価値を向上することです。取組みの開示をゴールとしてしまうと、本質からずれてしまい、中途半端な取組みとなってしまいます。
人的資本経営の「よくある誤解」を
解消し、推進の第一歩を
人的資本経営の「よくある誤解」を解消し、推進の第一歩を

人的資本経営 基礎講座 サービス概要

1時間の腹落ちしやすい講座で、人的資本経営について基礎から学習できます。

有資格者がポイントを解説

人的資本経営の定義から得られる効果まで、専門コンサルタントがわかりやすくご説明します。

データドリブンなアプローチ

各種データを用い、客観的な情報をご提供します。
データに基づき、自社の立ち位置を整理できます。

他社事例の紹介

よい事例、悪い事例を通して、取組みの具体的なイメージを付け、取組みに対するハードルを下げます。

目次のサンプル

  1. 人的資本経営とは
  2. 注目される背景
  3. 現在の動向(国内)
  4. 現在の動向(国外)
  5. 攻めの開示に必要な要素
  6. 見込まれるメリット
  7. 今後 求められること
  8. 弊社事例、他社事例

講座内容を業種、規模、お悩みに応じてカスタマイズできるプランもございます。

ラインアップ

ご要望に応じて選べる3つのプランをご用意しております。
講座は、Webもしくは対面で開催します。

ベーシックプラン カスタムプラン オーダープラン
特長 カスタマイズなしの、40分の講座と質疑応答。 他社事例を、業種、規模、お悩みに応じてカスタマイズ。 伝えたいキーメッセージや、スライドの構成など、細かくオーダーが可能。
開催までの期間 2週間~ 1か月~ 3か月~

講師紹介

石山 寛(いしやま かん))

石山 寛(いしやま かん)

(株)ビジネスブレイン太田昭和
人事本部 HCX推進室
ISO30414 リードコンサルタント/アセッサー

米国の大学を卒業後、当社に新卒入社。経営管理コンサルタントとして、管理会計システムの導入や、人的資本経営のサービス開発に従事。その後、現職にて、人事戦略の運用やシステムの導入、新サービスの開発、セミナー講師など、人的資本経営の領域を幅広く担当。