連結経営管理の課題の類型化を受けて整理した、改革ポイントのサマリーを見ていきます。「経営実態の見える化(可視化)」と「管理の効率化」が、連結経営管理基盤構築の狙いであり、「比較可能性の確保」が、見える化を支えるデータ処理要件の中で、特に重要となっています。「可視化」「効率化」「比較可能性確保」「情報品質向上」が、重要な改革視点となります。
テーマ名 |
改革ポイント |
改革視点 |
---|---|---|
連結予算管理 |
|
情報品質向上 |
|
比較可能性確保 |
|
|
効率化 |
|
連結資金管理 |
|
情報品質向上 |
|
比較可能性確保 |
|
|
効率化 |
|
連結原価管理 |
|
比較可能性確保 |
|
可視化 |
|
|
可視化 |
|
|
可視化 |
|
|
可視化 |
|
連結会計管理 |
|
比較可能性確保 |
|
効率化 |
|
|
効率化 |
|
内部取引管理 |
|
効率化 |
プロジェクト会計 |
|
比較可能性確保 |
|
可視化 |
|
連結業績 |
|
比較可能性確保 |
|
効率化 |
|
|
可視化 |
|
|
可視化 |
|
統合マスター管理 |
|
効率化 |
|
比較可能性確保 |
|
|
効率化 |
表中の改革ポイントを見てみて分かるように、コンポーネント固有の独立したテーマもあれば、他のプロジェクトに依存するテーマもあります。
全体の整合性を維持していくためには、コンポーネントの連携関係(統合レベル)と連携するデータの仕様(データ企画、データ処理要件)について、見通しを立てておく必要があります。