Qlik Sense

設立:1947年11月21日
本社所在地:東京都中央区日本橋1-1-1
従業員数:5,051名(連結:2023年12月31日現在)
事業内容:酒類・食品・関連消費財にわたる卸売業及び流通加工、配送業務、貿易業、不動産賃貸借業 ほか
人材管理手法や目標指標を明確化したかった
人的資本経営の強化に向けた施策を着実に推進していくために、人材管理手法やKPIの策定が必要だった。グループ全体の人材の状況を把握できる仕組みが必要だった
従来、人事データは各事業会社で管理していたため、グループ全体の人材の状況を把握しづらかった。データ分析に時間がかかり負荷が大きかった
グループ会社から必要なデータを都度収集したうえで分析作業を行っていたため、作業負荷が大きかった。多くの企業が人的資本経営に関する情報開示に取り組むなか、ステークホルダーにとってより価値のある情報提供を行い、取り組みの効果を最大化するためには、正確な情報収集と、財務・非財務の両方の情報を扱える情報基盤が重要です。BBSではデータ企画からデータリテラシー向上までを一貫して支援するコンサルティング&SIサービス「データ活用のプロフェッショナル・サービス」を提供。財務情報と非財務情報を統合して分析・可視化が可能な情報基盤の構築を全面的にサポートします。
グループ全体の人的資本経営を強化
グループの人事データをリアルタイムで可視化
人事部門の業務効率化を実現
江戸時代の正徳2年(1712年)に日本橋で創業した国分グループ本社様。食のマーケティングカンパニーとして、お客様のさまざまなニーズに応える流通ネットワークを構築してきた。食品卸売業を中核としながらメーカーとしての機能も合わせ持ち、オリジナル商品の開発・販売も多く手がけている。現在、国内外に約50のグループ会社を有している同社は、人材戦略として「総マーケティング人材化」を掲げ、専門的な知見を持ち、自らPDCAを回せる人材の育成に注力している。一方で、これまで各グループ会社で人事データを集計・分析していたため、グループ全体の人にまつわる情報をすぐに把握できる仕組みの整備が課題となっていた。近年キャリア採用の強化などによって社員構成も大きく変化するなか、各社の人材の状況を迅速かつ正確に把握し、その採用や配置、育成をより計画的に推進していくことが経営上のテーマの一つになっているからだ。そこで、同社は従来から使用していたBIツール「Qlik Sense」の活用範囲を拡大。BBSはレポートフォーマットの提供やUI開発など多角的なアドバイス・サポートを行った。
データ分析は、企業がより正確で効率的な意思決定や業務運営を行ううえで不可欠な取り組みです。業種・業態や規模を問わず、正確なデータをリアルタイムで把握できる仕組みを整備することが持続的な成長の基盤となります。
一方で、データ分析には多くの企業が陥りがちな課題もあります。データ分析における目的の明確化、分析に必要なデータの収集・集計手法、集計したデータを活用するための社内体制構築--こうした課題に対して、BBSは「データ活用のプロフェッショナル・サービス」を提供。個々のお客様の課題に即したデータ活用プロセスと分析基盤を提案しています。
データ分析業務において、企業が直面する状況や課題はそれぞれ異なります。さらに、分析要件やテーマも多岐にわたるため、単なるシステム導入だけでなく、データ企画やPoC、実現化計画の策定といった事前の検討が目的実現に向けて重要です。
BBSでは、単なる分析基盤の構築にとどまらず、「コンサルティングサービス」「システム導入サービス」「定着化サービス」をワンストップで提供し、さまざまな業種・業態・規模のお客様のニーズに対応しています。
ビジネスモデルに応じたデータ活⽤要件の整理を⾏う「データ企画」から、実現性の検証および課題整理、想定効果の測定を⾏う「PoC」、プロジェクトの「実現化計画」まで、幅広いサービスを提供。
お客様の要件にあわせて「分析基盤構築」を⽀援します。対象となるデータおよびデータ活⽤要件を整理し、要件に適したBIツールを選定するとともに、分析要件に応じたレポートも作成。
エンドユーザーの利⽤状況を踏まえ、さらなる改善要望の実装やフォローアップサポートを⾏う「データリテラシー向上⽀援」、お客様主導での分析基盤の構築をサポートする「内製化⽀援」まで、柔軟なサービスを提供。
国分グループ本社様は、BIツールのQlik Senseを採用し、非財務情報の可視化を中心に多数のアプリケーションを内製化されています。同社の人的資本経営ダッシュボードでは、「人事基本情報」の可視化に加え、「えるぼし・くるみん認定 関連データ」や「労働時間分析」などの幅広い情報を本社およびグループ会社に展開しています。
人的資本経営を強化していくにあたって、データの分析をいかに高度化・効率化できるかは重要な課題です。グループ会社ごとに人材データを管理していた時は、基幹システムに登録されているデータをダウンロードしてからエクセル上で集計・計算するなど、時間と手間をかけて分析していました。「Qlik Sense」の活用範囲を拡大してからはこうした作業は各段に効率化され、社員一人ひとりの労働生産性なども即時に可視化・分析できるようになりました。人材管理に関する広範な知見を持つSIerとして、最適な分析レポート作成を支援してくれたBBSに感謝しています。
サステナビリティ推進部 副部長 中山 有 様
BBSが作成をサポートしてくれた各種の分析レポートは、ユーザーが直感的に内容を理解でき、グループの人材の状況がわかりやすいビジュアルで表示されます。そのおかげで、人的資本にまつわる課題をタイムリーに把握することができ、対策や方針の策定が進めやすくなったと思います。現在の分析対象は当社グループ内の人材データに限られていますが、将来的には同業他社などに広げていくことも検討しています。BBSには豊富な知見がありますので、今後もさまざまな角度からアドバイスをいただければと思っています。
人事総務部 人事企画課長 渡部 学 様
人事企画課では「Qlik Sense」を以前から使用していましたが、当時は私自身の独学で分析レポートを作成しており、すべての機能を使いきれていないという課題を感じていました。BBSにサポートしてもらってからは「こんなこともできるんだ」と驚くことばかりで、当社グループの人材データの分析がさらに高度なものになったと考えています。私たちの要望に寄り添い最適なアドバイスをしながら、つねに伴走してくれる姿勢はとても心強く感じています。今後も「やりたいこと」の実現につながる継続的な支援を期待しています。
人事総務部 人事企画課 松井 麻美 様
インタビューありがとうございました。
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